2011年02月27日

春待ちルル。

ルルは寒がりです。

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この中のどこかにルルがいます。どこでしょう?


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寒がりルルは布団の中に、ずっぽり生き埋めです。


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いつも布団の中で、ぬくまってます。


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ルルの前世はクマかもしれません。


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春が待ちどおしい、ルルでした。
posted by やっさん at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | へっぽこ隊 わんこの部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

アルミフレーム溶接修理。スノースクート、フロントフォーク、クラック(ひび)溶接修理。TIGアルゴン溶接。

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ブログをご覧になったお客様より、スノースクートの

フロントフォークのクラック(ヒビ)の修理の御依頼です。

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塗装がはがれている部分にヒビがあるのがわかります。


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このようなヒビの修理には必ず探傷剤を使用します。


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洗浄液で洗浄したあと、赤色の浸透液をかけます。


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そのあと、また洗浄液をかけます。

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そのあと現像液をかけます。現像液はヒビに入り込んだ

浸透液を吸い出す効果があります。


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ヒビの部分から赤い浸透液が染み出て、ヒビがあること

がわかります。


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ヒビが入っている部分を削ります。

ヒビの入っている部分の合わせ面は厳密に言うと酸化して

いるので溶接する場合取り除かなければなりません。

使用目的や、溶接部位などにもよりますが、

このスノースクートのフロントフォークのようにお客様の

かけがえのない命をのせて滑るものの修理は、何をおいても

シビアに考え、今までの知識、経験、技術を総動員して作業に

あたります。


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探傷作業を繰り返します。


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下側に別のヒビがあるのが発見できました。

このような傷は、肉眼の作業だけでは発見できなかった

でしょう。


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表面からみると、大したことないような傷でも

探傷剤で調べると、かなり深い傷だったことが

よくあります。


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底面にアールの付いている形状なので、形状がそって

いる分、シクネスゲージを挟んでから拘束します。


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左右同じような形状になるように肉盛り溶接していきます。


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肉盛り溶接ができたら、今度はリュウターで形状修正です。



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左右同じような、形状、肉厚になるように形を整えます。

このようにする理由は2つあります。

ひとつは、左右対称のカタチでないと見た目の違和感が

あること。

ふたつめは、左右での剛性、強度のバランスを整え、

滑ったときの違和感、乗り味の変化がないようにするためです。


こういうところは、

「ただ溶接して修理するだけの人間。」と

「どのような目的で使用されているのかを考え、お客様が

何を求めているかを考えながら修理する人間。」

の差がでるところです。


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リューター砥石をかえて仕上げます。


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左右で、同じような形状、剛性になるように仕上げました。


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マスクキングをはがし、清掃、拭き上げをして完成です。



数ある溶接屋の中から、当店に御用命いただき、

ありがとうございます。

またの機会の御用命をおまちしております。

posted by やっさん at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | スノースクート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アルミ製車椅子アルミフレーム 溶接修理。街の溶接屋オーテック。装具、松葉杖、生活器具、くるまイス。TIGアルゴン溶接。

アルミ製、車イスの修理です。ブログをご覧になられた

お客様が御来店されました。


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アルミ製の車イスの座面を支えているパイプが折れて

しまったそうです。


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ヒビが入って折れる寸前です。


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表面のアルマイトをベルトサンダーで落とします。


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折れて欠けている部分もあります。


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溶接作業準備です。 溶接個所に合わせてタングステン電極径

を選択しを研ぎます。

径の選択、研ぎ角度、先端形状等、教科書だけでは得られない

現場で培ったノウハウがイロイロあります。


こういう飯のタネは「口が裂けても教えません。」です。

こころがビンのフタよりちっちゃいオトコで、ごめんなさい。


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溶接するところが狭いので、キャップをショートに替えます。

買ってをおいて良かったです。


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溶接条件を設定します。会社で使用していた可動鉄心に比べ、

フルデジタルインバーターはアークの集中性が良いので、アンペアの

設定が低い方にズレます。最初のころは感覚馴れるのに苦労しました。

デジタル機能もさんざんパラメーター設定試してノウハウ貯め込みました。

イイですね、デジタル機。小さくて、軽くて、電気喰わなくて。

ただ、壊れたら請求書ドカンで、買い替えフルコースはいかが?

になるのが困りますけど。

ウン十万円フルコースかあ〜。 オレ、泣くなああっ。



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万が一にも溶かしたくないシート面は、濡れたタオルで養生します。

この狭い空間に溶接面かぶって、溶接トーチ持って、突入です。

ココロはちっちゃいのに、ずうたいデカイので苦労します。

アンドレ・ザ・オーテックです。


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溶接開始です。この車イスのように、被溶接物にシートなどの

可燃物が付いている場合、一気に溶接すると溶けたり燃えたりするなど

影響がでる場合があるので、少しづつ溶接して時々温度を確認しながら

溶接します。



「燃える」で思い出しましたが。

独立する前に勤めていた会社で、工作機械の肉盛り溶接修理のために

機械の間に一人で入って被覆アーク溶接でバチバチ肉盛り溶接してました。


いつもどうり、溶接作業中はへらへらしないで集中して

溶接作業していたら。

「ん〜?なんかあ〜、お腹のあたりがあ〜、暖かいなあ〜。」

「あれ〜、なんかあ〜焦げくさいぞ〜?おかしいなあ〜?」

「ん〜?顔の下方向にオレンジ色の光がメラメラしているぞ〜。」

「う〜ん。暖かいというより〜、熱くなってきたぞ〜。何でだろ〜?」

とおもって、溶接止めて確認したら、

溶接火花が着ていたシャツに飛んで、メラメラ燃えてました。


いろんな意味で、仕事に燃えてましたね。


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パイプの全周にわたってクラックが入っています。

通常使用していて、このように破損したということは、

「新品購入時の強度では耐えられなかった。」ということの結果です。

新品部品に交換しても、破損前の強度に戻るだけなので、

「部品部品に交換しても、また壊れる。」可能性が大きいです。


こういう場合は、破損前の強度を上回るような修理をしなければ

なりません。



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横方向のパイプとの間を肉盛り溶接で強度を上げると同時に、クラック部分に

応力が集中しないようにします。


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パイプ全周を肉盛り溶接して肉厚をアップして強度を上げます。



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パイプの肉厚を厚くし過ぎると、赤丸部分に応力が集中して

クラックの原因になるので、ほどほどのあんばいにします。


バイクや自転車などのフレーム補強も同じで、補強部材の強度が高すぎると、

「わざわざ重くして、パイプがしなるポイントを変えてるだけ。」

になってしまい、

「命の次に大事なお金を使ったのに、へんてこりんな乗り味のフレーム。」


の、一丁上がりになります。


「どういう効果を得たいから、何を変えるか?」

目的をハッキリさせて、アクションを起こすことが大事です。


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溶接補強修理完了です。


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御依頼者様に、確認していただいてからシートを張ります。


御来店の御依頼ありがとうございます。

万が一、不具合がありましたら対応させていただきますので、

お気軽にお声かけください。



*直接御来店できないお客様も、FAX,メール等でお問い合わせください。

画像などを添付していただければ、おおまかな見積もりはお伝えできます。



posted by やっさん at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 家具イス什器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする