2011年08月31日

地熱掘削ボーリングプラント修理。大原鉄工所製三筒スラッシュポンプ(泥水ポンプ)溶接修理。地熱発電。地熱エンジニアリング様。鋳鋼肉盛り溶接、現地出張作業。GEOTHERMAL ENGINEERING SLASH PUMP

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日本屈指のボーリング技術を誇る地熱エンジニアリング株式会社様より

ボーリングプラントの溶接修理の御依頼をいただきました。




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作業前に現地でプラントの下見や、打ち合わせなどをしてきましたが。

地球を相手にしている仕事だけあって何でもかんでもスケールが

大きかったです。


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これはポンプを駆動するエンジンだそうです。

トレーラーの荷台にやっと乗っかるくらいの大きさです。


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銀色に見えるのはたぶん排気マフラーだと思います。

ドラム缶2本つなげた位の大きさがあります。


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これは地熱井開発リグだそうです。


地熱掘削の場合は地下3500メートルくらい掘るそうです。


「掘ってる途中で折れたりしないんですか?」と聞いたところ、


「使用するパイプは事前にX線検査かけるし、鉄のパイプって

長くなるとシナるんだよ。よっぽどヘマしなければ大丈夫。」

だそうです。







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これは小型のスラッシュポンプ(それでもデカイ。)を駆動する

エンジン。元は日産のトレーラーのエンジンだそうです。

ブルーに塗ってあるのがミッション。

シフトレバーがニョッキリ出ています。


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ターボ付きエンジン。何ccあるんだろ?

以前は2基あったそうですが、1基はいま日産の博物館にあるそうです。




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これが溶接修理した、大原鉄工所製のスラッシュポンプです。



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これは地熱エンジニアリング様に用意していただいた、コンプレッサー、

発電機、エンジンウエルダーです。

地熱エンジニアリング様の機材置き場に出張して、すべて現地で

作業しました。




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四角いマス(全部で6個ある。)の中のバルブのシーリング部の

欠損部を溶接で肉盛り後、形状修正をします。



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修理前。パッキンでシーリングする部分は直径20センチ、深さ20センチ

くらいの所にあります。

この中に手を突っ込んで、溶接や形状修正の作業をします。


使えるのはエンジンウエルダーとコンプレッサー、発電機からの

100V電源のみ。

屋外での現地作業でフライス盤などの工作機械は使えないので、

すべて手仕事での作業になります。


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シールパッキンがのる部分が腐食で大きく崩れています。


この部分のシーリングが効かなくなるとポンプが異常振動して

太い配管のパイプが溶接部から「ボタッと落ちる。」そうです。




大原鉄工所製ポンプ 溶接補修後。.jpg
溶接補修後。

(よそに知られたくないノウハウがあるので途中経過は無しです。)



大原鉄工所製ポンプ 溶接補修後アップ画像.jpg
欠損部を溶接肉盛り後、手作業で形状修正をしました。

元の鋳肌の部分より面粗度をアップして密着性を向上させてあります。


すべて屋外での現地作業で溶接補修を行いました。


大原鉄工所製ポンプ 溶接補修後防錆塗装後.jpg
防腐塗装をして完成です。




作業中、会社の方がたくさん見学に来られましたが、

「なんか見覚えあるなあ?」と思ったら、高校の同級生でした。

世の中狭いですねえ。



2011年08月30日

折れたボルト抜き。ホンダNSR250シリンダー、スタッドボルト抜き。宮城県から。 (青森、岩手、秋田、宮城、山形。)

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お隣、宮城県のレース屋さんから、NSR250のシリンダースタッドボルト

の抜き取りの御依頼です。



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御依頼者様の方で、溶接して抜き取りをトライしてみたけど、

抜けなかったそうです。




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作業前の準備。NSRはメッキシリンダーなので不適当な所に

アース電流が流れるのを防ぐため、鉄板の作業台との間にゴム台座を

置きます。



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アースは排気のスタッドボルトから取りました。

溶接棒は普通の軟鋼用ではなく、単価が10倍以上する特殊なモノ

を使います。

(軟鋼用でも抜けるときは抜けますが。)





ブログだけ見ると簡単そうにやってやってますが、

他にもノウハウてんこ盛り?です。



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折れたスタッドボルトにボルトを溶接したら、



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シリンダーに傷が付かないように固定して、レンチで回します。



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「ん〜?折れるかな?」ちゅうくらいトルクをかけたら、

「ギギ〜ッ!」っとまわりました。



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抜き取ったボルトを見たら、アタマから4山くらいアルミが

スタッドボルトに焼きついてました。



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無事抜き取れました。

数ある溶接屋の中から当店への御依頼ありがとうございます。

遠方のお客様も宅急便等で対応しております。メール、電話、FAXで

お問い合わせ下さい。

2011年08月28日

設備投資。コンタマシン導入。バンドソー、コンタマシン刃溶接。(ぶんぶんぶん札が飛ぶ。)

今まで、鉄板やアルミ板の切断はバンドソーのコンタ機能で

ちまちま切ってましたが、やっとコンタマシンを導入することが

できました。(もちろん中古で。お札がバサバサ飛びました。)



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ワイエス工機のCUT500、懐寸法が500ミリと大きくて

重量85キロと軽量なのがお勧めポイント。


モーターが小さいのが気になりますが、ウチの場合は

極厚モノを切ることはたぶん?無いと思うので大丈夫でしょう。



モーターの大きいタイプは重量が300〜600キロ位になるので

移動するのが大変です。一度下ろしたら「動かないお地蔵さん。」に

なる可能性大なので、軽量でふところ寸法が大きい機種にしました。



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中古なので、清掃と動作確認をします。



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試運転で回してみます。

あまりの静かさに感動。すっごい静かに回ります。






(以前、新品で購入したバンドソーは無負荷状態で回しても、

「ぐわんぐわん。」うなり音がすごかったです。クレームつけたら

メーカーの営業に「問題ないです。うちの製品はこんなモンですよ。」

と逃げられた。)

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コンタマシン用の刃も買いました。曲線切りもやり易いように

3ミリと4ミリを用意しました。1巻30メートル巻きでこれを

コンタマシンの仕様長さに切って溶接します。




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カッターで刃を切断します。



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コンタマシンに付いているバツト溶接機で溶接、焼鈍しをします。


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コンタマシンに付いているグラインダーで表面を滑らかにします。


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溶接機と焼鈍し機能の動作確認のため、試しに大きく曲げてみます。


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このぐらい曲げてパキンと折れなければ大丈夫でしょう。



(テストのため、ここまで曲げててますが、実際に使用する刃を

こんなに曲げるのは、折れやすくなるのでNGです。)




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今度は置き場所つくりです。あちこちモノを寄せてスペースを

つくります。



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作業しやすい高さにするため台の脚を伸ばします。


残材で切ったり貼ったり溶接したり。



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仮組みして、スペースに入るか確認です。


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色を塗ってコンタマシンに組み付けます。

横になったコンタマシンを何とか一人で持ち上げます。


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やっともち上がって、あ〜やれやれ。としゃがみ込んだら、おや?

テーブルの傾斜機能を発見。(ここで初めて気がついた。)



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新しく設備が入るとウキウキします。アルカリ洗剤でキレイに

フキフキしてあげます。



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コンタマシンの下のスペースに「ぐあんぐあんモーターがウナる。」

バンドソー様を突っ込みます。

残材でキャスター付きの台座を製作します。


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こんな感じでおさまりました。


posted by やっさん at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする